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遺伝の所為にしてしまえば良いのだ。

 

 

ふと、考える。

 

私に恋人が出来ないなんていうことは、

世の中で蠢く問題と比べれば至極些細なことに思えるかもしれない。

 

しかし、だ。

私の親の更に親の、詰まる所、ご先祖様的にはきっと

 

やべえ、こいつ長女で一人っ子なのにこのままだと

行き遅れて独り身のまま此方来ちまうぞ、どうすんだ!!!!

 

くらいの死活問題なんじゃなかろうか、と。

 

そうだよねー、ご先祖様的な何かからしてみれば

私という一人の人間に、今後の家系図の行く末が懸かっているわけで。

 

そりゃ、やばいわ。別に先祖に織田信長とか居ないけどやばいわ。

 

 

……と、二分くらい前までは思っていたわけだけど。

 

よくよく考えてみたら、私父親居ないし

母親も一度は嫁いだ身で苗字も変わっちゃってるわけで。

 

そうなってくるともう何か私が継がなきゃいけない苗字とか

別にないし、何処かしらの家系図的なものも多分とっくに

途切れてるっていうか、まず母親の旧姓すら私知らないんじゃね?

 

 

うん、じゃあやっぱり佐伯に恋人が出来ないなんてことは

何処ぞやのおっさんの耳が実は聞こえてました、ってことより

ほぼ一般人のおっさんが昼の冠番組のレギュラーになることより

遥かにどうでも良い案件なんだろうな、と思った。

 

 

 

 

人間とは、学習しない生き物である。

 

 

コンビニにふらっと立ち寄り、紙パックのジュースと睨み合う。

可愛らしいオレンジ色の紙パックが目に入り、つい手を伸ばす。

 

「私はこの手の物と上手く行った試しがないじゃないか」

頭では理解っているはずなのに、何故か毎回思ってしまう。

 

今度のやつは、美味しいかもしれない!いや、きっと美味しい!

 

言い知れぬ確信とともにレジへ向かい会計を済ませて会社へ戻る。

ストローを挿して、一呼吸。

ちゅう、っと小気味良い音を立ててから数十秒。

 

給湯室へ駆け込み、安物のマグカップに安物の緑茶を淹れた。

 

 

ねえ、何でフルーツオレってあんなに不味いの!?

「ワタシ、イチゴオレトオナジデ、オイシイヨ~」みたいな

見てくれのくせになんで小児用咳止めシロップの味がするの!?

 

小児用咳止めシロップがフルーツオレに寄せてきてるのか

フルーツオレが小児用咳止めシロップ使ってんのか知らないけど

とにかく不味い。不味い材料なんて使ってないはずなのに。

 

いや、世の中にこの子が長く席を置いていることを考えれば

多数の人々が「フルーツオレは美味しい」と思ってるんだろうが。

 

嫌なら飲むな、というのも正論中の正論だと思う。

だがしかし私はあえて云おう。

 

あの見た目の可愛さに騙されてしまうんだ、私は被害者だ!

 

 

……何でもかんでもパケ買いするの、やめます。

 

 

 

 

時間を巻き戻すことなど出来ないのだ。

 

 

ID変えたかっただけなのに、出来なかった。

ブログ開設3日目にして移転しました、佐伯です。

 

どうせアクセス0件だから良いんだけど、日付操作みたいなの

出来なくて前の4つの記事が全部今日の日付。悲しい。

 

何かあの、あれだ。リアルタイム的な用途で。

こういうのって最初の方にぶわーっと更新しすぎて、その結果

一週間も続かず終わっちゃったりするけど、はい。

その時は誰の目にも触れぬまま葬り去るだけですから、ね。

 

 

 

 

 

弥生のくせに風当たりは強い。

 

 

家に、ノートパソコンが二台ある。

だがしかしインターネット環境はない。

 

正しく言うと、数年前に契約した無線なんちゃらの

パスワード的な何かが分からなくなってしまい、早二年程。

毎月ひたすら基本料金だけが引き落とされていくのを

「ああ、私の約二時間分のお給料……」と思いながら眺めている。

 

解約なり問い合わせなりすれば良い話なのだけれど

まず何処に連絡すれば良いのかがよく理解ってないもんだから

これはもうどうすることも出来ないんじゃねえかな、と。

 

加えてスマートフォン特有のフリック入力とかいう輩にも

「ちょ、待て!お前、そっちじゃない!一個右!!」なんて

翻弄されているもんだから、自宅では文字を打つ機会がゼロに等しい。

 

小鳥のさえずり的なアレも家ではほとんど開かないし

隣国辺りが発信したメッセンジャーツール的な緑のアレも

私が必死になって可愛いスクールアイドル育成のために

フルコンボを叩き出そうと奮闘している最中に

「そんなもん良いから見ろや!メッセージ来てるで!」と

全力で阻止してくるので年中無休で通知オフ状態だったりする。

 

まあ、昨日は休日だったわけで、本来20代女子というものは

「せっかくの休日だから」と銘打って買い物へ出掛けてみたり

友人と食事をしてみたり飲み会に参加したりするものだと思う。

 

昨日も、家から一歩も出ることなく終わった。

 

朝6時に起床。寝惚けて、横に布団を敷いて寝ている母親を

踏み付けたり蹴飛ばしたりしながらのそのそとトイレへ行く。

そのまま洗面所にある洗濯カゴを引っ掴んで洗濯物を洗濯機へイン。

居間に戻って座椅子に座る、この時点でまだ6時15分。

さて、今日は何をしようかな。と、時計を見ると7時40分。

 

 

……いやね、寝てない。断じて座椅子で転寝とかしてないの。

 

ぼーっと、ただただぼーっとしてるの。

カピバラって見たことあります?多分私、あいつらと同類。

何かを考え込んだりしてたわけでもなくて、無。

精神と時の部屋みたいな場所に行ってるんじゃなかろうかと。

 

で、その部屋でいうと約三週間くらいの修行から戻ったところで

さっき蹴飛ばされてもピクリともしなかった母親が起床して言う。

 

「コーヒー買って来て」

 

おはようじゃねーのかよ、と。

いや、基本的に私もあいつも普段からおはようとか言わないけど。

 

気怠そうに隣の座椅子に腰掛けて煙草に火を点ける。

更にテレビの電源を入れる。この人のテレビ好きは昔からで、

朝起きた瞬間から寝るが寝るまでテレビとお友達だ。

 

「コーヒー」

「自分で買ってくればいいんじゃないの」

「え、なんで」

 

なんで、はこっちの台詞じゃないですかね、奥さん。

四捨五入すればもう五十路になろうかという女が私を見ている。

 

結局そこから20分程攻防を繰り返し、痺れを切らした母親は

「もうっ!」とかなんとか言いながら自分でコンビニへ行った。

「もうっ!」とか23歳の私ですら口に出して言わないから。

 

とりあえずこのブログでは母親のことを牛と呼ぼうかしら。

 

 

そんな牛も午後から同僚の家族の葬式に出掛けて行ったため

そこで漸く携帯に手を伸ばす。某メッセンジャーツールを開くと

森田から30分前にメッセージが届いていた。デートの誘いか?

 

「スゲー尿意で目が覚めた!!!」

 

 

昨日は自宅で一人、劇場版あの花を観て静かに泣きました。

 

 

 

 

本音とタテマエみたいなもの。

 

 

ブログ開設1日目(どころか数時間)にして気が付いた。

此処ってすげえ居心地良いんじゃねえの、と。

 

いやまあ、何というか。

今や便利な小鳥のさえずりみたいなツールが世界で名を馳せてて

私もその恩恵にあずかったりもしている訳なんだけれども。

 

あれって意外と、書くことが制限されてくるというか。

フォローだとかフォロワーだとか、そういうものが目に見えていて

例えば趣味が似ていたり在住地が近かったり、自分と

何かしらの繋がりを持った人々に常に見られる状態にある訳で。

 

「この話題は〇〇さんは嫌いかもしれない」とか

「あのことを書きたいけどあの人には見られたくない」だとか

其処彼処でそんなプレッシャーと闘っているんじゃないだろうかと。

 

そういうこと気にしちゃう蚤の心臓の持ち主だから

誰にも教えることなくひっそりとただ淡々と書きたいことを

列ねられる、尚且つ自分以外の誰かが自分のことを知ってくれる

可能性がある……みたいなものに今更ときめきを感じてみたりして。

 

まあ、そんなことはどうでも良いんだよ、と。

土曜日といえど出勤日なのにお前はデスクで何してんだよ、と。

 

業務時間終了を知らせるランプが点灯した途端、

私以外の人達は颯爽と帰って行った。予定があるって良いよね。

「佐伯さんも早く帰りなよ?土曜なんだから」という台詞の

土曜日なんだから、が何を意図しているのか。とんと検討がつかぬ。

 

仕事に使ったデータやファイルを閉じて現れたデスクトップには

きらきらと満面の笑みを零す羽生結弦くんの姿が映し出される。

 

ああ、これこそ私の疲れを癒してくれる天使だなあ。

ふ、と顔を上げると対面の課長と目が合う。……帰ってなかったのか。

 

 

 

 

 

春はまだ暫く来そうにないのだが。

 

 

そもそも、ブログなんてものにはまず何を書くべきなのか。

 

自己紹介だとか生い立ちだとか、そういう堅苦しい

見合いの挨拶みたいなものから始めるべきなんだろうかと

悩んだ結果、取り立てて面白い話題も見付からなかったので割愛。

 

気持ち的にはついこないだこの世に生まれてきたはずが

右も左もさっぱり分からず過ごしているうちに気付けば早二十数年、

周りの同世代からはちらほらと結婚や妊娠なんて単語が

聞こえてくるようになった、ハタチとミソジの間で揺蕩う世代。

 

性別を問われれば、生物学上は女であるものの

もし時代が移り変わって行く過程で何処ぞの偉い学者様が

「性別は生殖器の有無で判断できるものではなくなった」とか

言い出したら十中八九男性に分類されるんだろうな、ってレベル。

 

男女問わずひたすら可愛い子が好きで、生殖器の有無とか

本当に関係なく、ただただ可愛いと判断出来ればそれだけで

キスだろうがセックスだろうがしてしまえるグレーゾーンだけど

ここまで書いて自分が完全なる処女だということを思い出した。

 

友人は男女ともに少しずつ。

家族構成はポンコツな母親と風変わりなメス犬が一匹。

 

高校一年の冬までは恋人なんていうものもそれなりに

出来ていた記憶があるのだけれど、今やその面影もなし。

俗に言う二次元の世界や、某事務所のアイドルに

うつつを抜かしつつ、たまに三次元に住まう男子に目を付け

アプローチをかましてみては、不採用通知を突き付けられる日々。

 

就職氷河期などと呼ばれた時代に怠惰な私は戦争にも

参加せず、派遣社員としての道を歩み始めて早数年になる。

大した学のない私でも中枢業務を手放しで任されていることを

考えれば「たかが派遣、されど派遣」とでも言うべきだろうか。

 

まあ、ざっくり言うとすれば。

その辺に転がってる20代女子と50代のおっさんを一緒くたにして

混ぜ合わせた様な生物だと思えば間違いないんじゃなかろうか。

 

……昔、二分の一成人式とかいうのを小学校でやった時に

10年後の自分へお手紙を書きましょう!なんてことがあったらしく

今から数年前に届いた自分宛の手紙には、無邪気な字で

「素敵な旦那さんや子供が居ると思います」と書かれていたけど

昔の自分が何を根拠にそんなことを決め付けたのか理解出来ないし

23歳になった今でも一切その予兆が見られないことを

10歳の私に謝らなければならないと、不意に思った。ごめんよ。

 

 

 

 

 

〇〇デビューなんてものは大抵失敗する。

 

 

や、まあ、ね。

こういうの、ブログみたいな何かそんな感じのやつ。

始めてみちゃったりしようかなー、なんていう完全な見切り発車で。

 

自分の為にも他人様の為にも成り得ないと知りながら

今日が最初で最後になるのか、明日以降も続いて行くのか

それすら定かで無いものを書き連ねてみるわけで。

 

素性も知れない奴がくそみたいな人生を垂れ流して行くことで

何が変わるのか、はたまた一切何も変わらず終わるのか。

間違いなく後者であると知りながらも、まあ何というか

とりあえず佐伯は此処に居ますよ、という存在証明さえ出来ればなと。